フィルモア最后のコンサート('73)

監督:リチャード.T.ヘフロン
主演:ビル・グラハム

サン・フランシスコのフィルモア・ウエストのクロージングコンサートは、シスコゆかりのバンドを集めてフィナーレを飾ろうと、主宰のグラハムは、考えていたようで、このドキュメンタリーは、グラハムがバンドに折衷するところと、実際のステージによって構成されている。
初めて見たのは、吉祥寺のバウスシアターだったかな?こうしてヴィデオで見ると分かりにくかった部分が分かるような気がする。
それでもかなり欲求不満が残るカメラワークは、当時流行ったマルチ画面のもので、片方なしの場合も多く、それは全く無意味。
出演アーティストは、ラム(何故か2曲も)、コールド・ブラッド、ボズ・スキャッグス、ホット・トゥナ、イッツ・ア・ビューティフル・デイ、ジェファーソン・エアプレイン(演奏シーンはほとんどない)、グレイトフル・デッド、ニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セイジ、ローワンズ、クィックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス、サンタナ、エルヴィン・ビショップ。
CBSから出た3枚組LPのサントラに入ってない演奏もあるし、その逆もある。最初の方で、グルーツナ出るのに、なんで俺のバンドは出してくれない!とグラハムに抗議するのは誰だろう?

Filmore、1h50