ハロルドとモード･少年は虹を渡る('71）

監督：ハル・アシュビー
主演:バッド・コート、ルース・ゴードン
原作･脚本は「ファウル・プレイ」を撮るコリン・ヒギンズ。19歳の少年と80歳の老婆の恋、と聞いただけで興味は半減だけど、久々に見直すと結構面白い。バッド・コート演じるハロルドのゲージュツ的な”自殺”の数々。全編を流れるキャット・スティーヴンスの歌声が実に｢自由な」感じ。モード役のルース･ゴードンを見てかわいいお婆ちゃんという気はないけど。
なんでも翻訳劇としてしばしばわが国の劇場でもかかっているという。調べたところでは、新珠三千代がモードを演じたものもあった。
ラストは｢さらば青春の光」にも影響を与えた？昔から日本ではヴィデオも出てなかったけど、これは翻訳権の問題なのかな？
Harold & Maude、UA、1h30、■■