17003■ナゲッツVol.2:VA(ワーナー:WPCR17538)

ナゲッツ Vol.2

ナゲッツ Vol.2

1. アイ (MONO)
2. エニシング (MONO)
3. プリミティヴ (MONO)
4. サムワン・トゥ・ラヴ
5. アイム・ゴーン (MONO)
6. ザンシア(リサ) (MONO)
7. ストレンジャーズ・フロム・ザ・スカイ (MONO)
8. ヘイ・ジョー
9. タイム・イズ・アフター・ユー
10. アイム・ファイヴ・イヤーズ・アヘッド・オブ・マイ・タイム (MONO)
11. ヘイ・ガール (MONO)
12. ア・サニー・サマー・レイン (MONO)
13. レッツ・ドゥ・ロング
14. シーズ・レディ・トゥ・ビー・フリー (MONO)
15. カム・アライヴ (MONO)
16. ユール・ラヴ・ミー・アゲイン (MONO)
17. ランタン・ゴスペル (MONO)
18. ウィリアム (MONO)
19. ゲット・ユアセルフ・ホーム (MONO)
20. ユーヴ・ガット・ア・ハビット・オブ・リーヴィング (MONO)
21. サーチン・イン・ザ・ウィルダネス (MONO)
22. ユー・ベター・ラン (MONO)
23. イン・ザ・ディープ・エンド (MONO)

伊藤英世さんのライナーによると英米で3枚ものを予定していたがライセンスが降りず、結局英米で2枚に落ち着いたとの事。それでもかなりの労作です。
ナイト・ライダーズのは繰り返される"I"が小気味よい。これとヴェジタブルズのはシスコのAutumnレーベル。②は聞き覚えあり。グルーピーズのはけだるいvoが印象的のNYバンド。グレート・ソサエティの④はちょっと場違い。マジック・マッシュルームのは絶対聞いたことある感じの曲なのに初聞き。ハープがいかしているガレージ。オフセットの⑥がラーガ風味のgがヴェルヴェット・アンダーグラウンド的。キム・フォウリーのはイントロのギミックがおもしろい。語りもある奇妙なナンバー。⑧はリーヴス(オリジナルではなかった!)で知られる有名曲。ここではスティルローヴェン。⑨はピーナット・バター・コンスピレイシーで"It's A Happening Thing"ヒット後に発掘されたそれ以前のVault時代のもの。⑩はサーズ・バードでファズgの嵐が強力。⑪のチャイルズはジョー・ヴァイターリ(ds,vo)参加のガレージ。レズリー・ウエストのいたヴェイガンツは作者の一人がWoodstockにも出たバート・ソマー。⑬のブーガリューにつづいて、ダラス・テイラーやラルフ・シュケットのいたクリアライトの⑭はLP未収録のB面曲。ブライアン・ガロファロ、ラス・カンケルがいたシングス・トゥ・カムの⑮はややアシッド風の東洋趣味。キース・オルセンが辞めてしまった後のミュージック・マシーンの⑯もひずんだ出来・ワールド・コラムの不気味な⑰に続く⑱はリッターのトム・カプラン(g)をフィーチャーしたファズgもの。
以下は英国もの。⑲はフックフットのフレッド・ガンディ(b)やトゥインク(ds)がいたモッズ系のフェアリーズ。⑳はデイヴィッド・ボウイがデイヴィー・ジョーンズと名乗っていた頃のもの。(21)は謎のバンド、アレン・ポンズ・ゲト・リッチのガレージもの。(22)はラスカルズのカヴァーでスレイドの前身のン・ビトゥィーン。何故かアートウッズの(23)はラストシングルのB面。