17002■愛はすぐそばに:ヴァレリー・カーター(ソニー:SICP4877)

愛はすぐそばに(期間生産限定盤)

愛はすぐそばに(期間生産限定盤)

①Ooh Child ②Riging Doorbells In The Rain ③Heartache ④Face Of Appalachia ⑤So So Happy ⑥A Stone's Throw Away
⑦Cowboy Angel ⑧City Lights ⑨Back To Blue Some More

突然の訃報が予想外の波紋を呼んだのはヴァレリー知名度以上に美人シンガーだったこのファーストのカヴァー写真の事があったのでしょうね。
ハウディ・ムーンからソロになった77年に出たファーストソロ「Just A Stone's Throw Away」は当時にLP買って、その後日本盤LP買い直しての3度目の正直になります。初めて聞いた時はファンキーな曲など全然ピンとこなかった話は今では笑い話。モーリス・ホワイト、ジョン・ホールらが設立したARCレーベル(とは書かれてないけど)の1枚。ジョージ・マッセンバーグがprod。参加してるのはリトル・フィートからビル・ペイン(kb)、ローウェル・ジョージ(g,vo)、サム・クレイトン(perc,vo)、TOTOジェフ・ポーカロ(ds)、ボブ・グロウブ(b)、新生フィートに加わるフレッド・タケット(g)、チャック・レイニー(b)、オーリアンズのジョン・ホール(g)、アーニー・ワッツ(sax)、sswのトム・ヤンス(g)、ディラーズのハーブ・ペダーセン(banjo)、マイク・アトレー(kb)、リンダ・ロンシュタット(vo)、ジョン・セバスチャン(g,harp)etc
ファイヴ・ステアステップスのカヴァー①は当時よくラジオでかかってました。シーナー&コスのロン・コスが共作者としてクレジットされた軽いファンクの②はベスト曲。③はリンダとのデュエット。④はセバスチャンの「Tarzana Kid」に入ったセバスチャン=ローウェルの共作でアーシーなルーツを感じさせるもの。モダンなMotown的な⑤はモーリス・ホワイトがco-prodでデニース・ウィリアムスのコーラスがキュート。スキップ・スカボロウ作品。古くはジョン・ホールとカンガルーでやっていたバーバラ・キースのソロからの⑥はローウェルのスライドをフィーチャーした聞きもの。またローウェルとの共作の⑦と⑥の2曲はローウェルがco-prod。⑧はEW&Fのナンバーでホーンズを加えたファンキーなダンサブルなヤツ。