■運命の女(’02米)

監督:エイドリアン・ライン
主演:ダイアン・レイン、リチャード・ギア
ダイアン・レインの濡れ場しか話題になってないが、それさえも中途半端な印象を与える不倫ドラマ。一応最後まで見せるけど、あの着地点はないなあ。珍しくギア(ますます川口に似てきた)が良夫役。いくら風の強い日といっても、あれはないでしょ。ダイアン・レインというとロイ・ヒル監督の「リトル・ロマンス」でデビューした子役出身の人。子役は大成しないという法則どおり、
ティーン時代の「ストリーツ・オブ・ファイア」「コットン・クラブ」をピークとして、あとは「大人ぶり」ばかり強調されている。