王になろうとした男('75)

監督：ジョン・ヒューストン
主演：ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、クリストファー・プラマー
「ジャングル・ブック」で知られるラドヤード・キップリングの小説の映画化。インドを舞台とした冒険ロマンで、ジョン･ヒューストンらしいはったりをもう少し利かせて欲しかった気がする。"努力水泡"というヒューストンの永遠のテーマ*1も盛り込まれている。冒頭は「エクソシスト」の中東のシーンのようだ。音楽はモーリス・ジャール。マイケル･ケイン夫人のシャキラ・ケインも出演。コネリー、ケインというヴェテランががっぷり四つに組んだ重厚な男の友情を描く一本でもある。■■
The Man Who Would Be King、Columbia、2h07

*1:有名なところでは「黄金」、｢アスファルト･ジャングル｣