17005(A)■1970-1975 You Can Make Me Dance,Sing Or Anything...:The Faces(Rhino/Warner Bros:081227954239-US)

Faces: 1970-1975 You Can Make Me Dance, Sing Or Anything

Faces: 1970-1975 You Can Make Me Dance, Sing Or Anything

(i)The First Step
First Step

First Step

1. Wicked Messenger
2. Devotion
3. Shake, Shudder, Shiver
4. Stone
5. Around The Plynth
6. Flying
7. Pineapple And the Monkey
8. Nobody Knows
9. Looking Out The Window
10. Three Button Hand Me Down

Bonus tracks
11. Behind The Sun (Outtake)
12. Mona-The Blues (Outtake)
13. Shake, Shudder, Shiver (BBC Session)
14. Flying (Take 3)
15. Nobody Knows (Take 2)

ボックス1枚目は70年に出たファースト。スモール・フェイシズ名義でリリースされたのか、あやまってそういう表記になったのかわかりませんが、ジャケットにはSmallの文字が。ハンブル・パイ結成の為スティーヴ・マリオットが辞め、後任としてジェフ・ベック・グループからロッド・スチュワート(vo)とロン・ウッド(g,vo)が参加。このファーストはすでにVertigoとソロ契約を結んでいたロッドの初期作品にあった牧歌的なムードがそのまま移行した(そっちも元は同じメンツだったけど)もの。カッコよさはウッドのスライドとマクレガンのオルガンで、①の重厚なオルガンには参ります。ディランのあまり知られていない「John Wesley Harding」からのナンバーのカヴァー。レインの②は歌うのはロッドだけどザ・バンド的な落ち着いたムード。gとorganがユニゾンで攻めvoが立ち向かう形式の③に続く④はレイン作で作者が歌うアコースティックなナンバー。banjoはレインか。⑤はウッドのスライドとロッドのvoが互角に勝負するブルージーなもの。⑥はドラマティックな展開の後期スモフェのようなナンバー。⑦はマクレガンのオルガンを大きくフィーチャーしたインスト。⑧は"People Get Ready"的な枯れたバラード。レインの歌声もフィーチャー。⑨もインストでこっちはgの比率が大きいか。⑩はbass-runningがカッコイイ。牧歌的なムードもあります。⑥のB面としてシングルカット。以下はボーナストラック。⑪⑫はアウトテイク。⑫はインストのブルーズ。⑬は、③のBBCライヴ。⑭⑮は別テイク。