16002■ラヴィング・アンド・フリー:キキ・ディー(パーロフォン/ワーナー:WPCR16466)

ラヴィング&フリー

ラヴィング&フリー

①"Loving and Free" 4:19
②"If It Rains" 2:44
③"Lonnie and Josie" (Elton John, Bernie Taupin) 4:23
④"Travellin' in Style" (Tetsu Yamauchi, John Bundrick, Simon Kirke, Paul Rodgers, Paul Kossoff) 3:05
⑤"You Put Something Better Inside Me" (Joe Egan, Gerry Rafferty) 4:33
⑥"Supercool" (Elton John, Bernie Taupin) 3:22
⑦"Rest My Head" 3:15
⑧"Amoureuse" (Véronique Sanson, Gary Osborne) 4:06
⑨"Song for Adam" (Jackson Browne) 5:44
⑩"Sugar on the Floor" 4:15
⑪"Last Good Man In My Life"
⑫"Six Days On The Road"

このジャケは昔よくレコファンとかで見てましたね。タイトル曲のあまりの素晴らしさにあわてて購入。キキ・ディーはエルトン・ジョンとのデュエット曲が有名ですが、キャリアは古く63年にFontanaからデビュー。その後英白人として初めてTamlaと契約するなど話題性はありましたがセールスには結びついてませんでした。本作はエルトンのRocketから73年に出た3枚目。スティラーズ・ホイールの⑤、フリーの④、ジャクソン・ブラウンの⑨、エルトンの③⑥、ヴェロニク・サンソンの⑧以外は自作。エルトン曲には当時のエルトン・バンド(デイヴィー・ジョンストン(g)、ディー・マレイ(b)、ナイジェル・オルソン(ds)、エルトン(kb))が参加。他にはポール・キーオ(g)、ハイウェイのジミー・ホール(kb)、フェアポートのデイヴ・マタックス(ds)、エクレクションのジェリー・コンウェイ(ds)らが参加。①のアコースティックなムードと歌声が素晴らしく文句なくベストトラック。②はレズリー・ダンカンやチャンター姉妹がゴスペル風コーラスを披露するナンバー。④はフリーの「Heartbreaker」からのナンバーを派手目にarr。エルトンの2曲は新曲で、物語っぽいミディアム調の③とノリノリの⑥は対照的。⑧では元トラッシュのロン・リーヒーがピアノを、⑩ではB.J.コールのsteelがきけます。
⑪⑫はボーナス。⑪は③のB面でエルトン曲。⑫はデイヴ・ダドリーのカントリー曲で僕はFBBでおなじみ。
新名盤探検隊からのリリース 原盤:Rocket:ROLL5-UK