監督:本多猪四郎
主演:ニック・アダムス、水野久美、高島忠夫、土屋嘉男
急速に子供向きに傾いていった怪獣映画の、いわば原点ともいえる怪獣の恐怖にポイントを置いて
東宝が新たに米ベネディクト・プロと合作した特撮映画。第二次大戦中ドイツ軍で研究された永遠に生き続ける「
フランケンシュタインの心臓」が広島で
被爆して生まれた「
フランケンシュタイン」(
シェリー夫人の創造したキャ
ラクターとはかなり趣が違う)が地底怪獣・バラゴンと戦うのが、0606。陽の関沢(新一)陰の馬渕と言われた馬渕薫が脚本を担当。不幸な運命を持った
フランケンシュタインの悲劇があるので、暗い出来。社会風俗も65年とは思えないくらい古い。日米合作ということもあり、日本版と海外版ではエンディングが異なる(日本版のほうが自然。海外版はなぜか大ダコが出現(富士
山麓に!))。
1h30