#59■Standing In The Rain / James Gang

Bang

Bang

ドミニク・トロイアーノ(g)に代わってトミー・ボーリン(g,vo)が参加した第3期ジェームズ・ギャングの最初のアルバムが73年の「Bang」です。レーベルもDunhillからAtcoに移籍してのもの。才能あふれるボーリンの参加で、再びハードロック一辺倒に返り咲いています。前作「Passin' Thru」でみられたカントリー・ロック的なアプローチはありません。このStanding In The Rainは、アルバム冒頭の曲でエフェクターを駆使したボーリンのgがイントロから炸裂しています。内容としては次の「Miami」('74)に負けますが…

それにしてもロイ・ケナー(vo)の粗野な感じったら…