■■■スウィング・ガールズ('04日本)
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 218回
- この商品を含むブログ (757件) を見る
主演:上野樹里、貫地谷しほり、豊島由佳梨、本仮屋ユイカ、竹中直人、白石美帆
ジャズは苦手。スウィング系は特に。でも楽しめた。弱小クラブが力をつけるパターンをそのままなぞりながら、いきなりのギャグ満載(「裸足のピクニック」の頃と比べるとかなり成長した)。演奏を自分たちですべてやったという事が話題だけど、それは別にどうでもいいかな。但し散っていったメンバーが復帰するシーン(スーパーの前で演奏してる(なんとヒップスター・イメージだ!)が1曲の間で成立したりという、「嘘」は多いけどあまり気にならない。演奏シーンで後なしというのもすっきり(大林の「青春デンデケデケデケデケ」は少し蛇足だった)。NHKの朝ドラ時代から上野樹里はかわいいと思っていたが、ガールズたちは決してみんなかわいいわけではないが、この種の映画のマジックで、みんなキュートに見えてくる。ロックだと、きっとパンク的になるだろうからきっとジャズでもよかったのね。タイトルから最初に思い出したのはケヴィン・エアーズの"Girls On The Swing"だけど、そっちはブランコに乗った少女。でもどちらも、such a pretty thing!!
それでも結局はスウィング・ジャズはピュアオヤジにでもわかるような分かりやすさがあって、そこのところが気に入らないのだけど…